小学校教員の育休4年目ブログ

4才(年少)と2才の男の子兄弟のママです。

怒りは二次感情

こんにちは♩ 「はな子」こと「はなぺちゃボブ子」です( ´∀` )

 

前回、アンガーマネジメントについて触れました。そこで、私が初めてアンガーマネジメントについて調べた時のことを思い出して書きたいと思います。

 

初めて「アンガーマネジメント」という言葉に出会ったのは、教員として働いていた時に、ある保護者から「(子どものために)アンガーマネジメントの研修に行ったので、ぜひ見てほしい」と資料を頂いたときでした。

そのとき、「6秒待つ」などの実践的な怒りを抑える方法には、「そんなことできたら苦労しない。」などと反抗的な気持ちを持ちました(笑)自分が、ではなく、小学生にそれを実行させるのは不可能という意味でです。

「6秒待つ」以外にも、「100から7を引いていく」「自分が落ち着くキーワードを唱える」「近くにある文字を読む」「遠くを見る」などの怒りを感じた時の対処方法ですが、怒っている人がとれるのか?と疑問を持っています。本人が必要に迫られていたらできるかもしれませんが、他人にこれを促すのは難しいのでは??

 

 

 

ところで、私がアンガーマネジメントについて自発的に学びたいと思ったのは、自分の子どもを出産し、我が子に対してどう叱ったらよいのだろうか、と考えたからです。

 

それまで教員として叱っていた時は、周りの先輩教師の真似をしていました。

新卒で担任を持ったとき、それまでの学生生活で日頃から「叱る」という経験が乏しかった私は、周りの教員と比べても、児童たちの親である保護者と比べても、威厳がなく、叱っても全く怖くなく、簡単に言うと学級崩壊になった時期もありました。𠮟り方だけが原因ではなかったことが今ならわかりますが、当時は怖くないからだめなんだ、と思い、怖くならなきゃと躍起になっていました。実際、「先生が怖くないからうちの子は宿題をしないんだ。」と言われたこともあります。当時は私のせいか・・・と落ち込みました。そんなこんなで、円滑な学級経営のため、言うことを聞いてもらえる教師になりたく、がんばって叱っていました。もちろん本人のためにも厳しく𠮟るべきだと本気で思い込んでいました。今はかなり考えが変わっています。

 

けれど、自分の子どもができたとき、あんな𠮟り方をしないといけないのか??嫌だなあ、と思ったのです。でも、じゃあどう叱ったらいいのか??

そこで、叱り方を調べるうちに、アンガーマネジメントにたどり着きました。私にとって分かりやすかったのが、「怒りは二次感情」ということでした。

 

 

つまり、怒りの前に何かの感情があるということでした。

家族にイラっとしたときは、まずどんな感情があるのか考え、伝えるようにしています。

先日は長男が叩いてきたとき、やめて、と3回程言ってもふざけてまだ叩いてきたので、(地味に痛かったのです・・・)

「やめてって言ってるのにやめてくれないのは悲しいーーー。辛いーーー。」と泣き真似(笑)したら、長男も唇をふるわせて悲しそうに泣き出しました( ´∀` )

そして抱きしめ合って終わりました(笑)

怒鳴ってやめさせることもできますが(まだ幼いので)、のちのち𠮟り方をエスカレートしていかないといけなくなるのは目に見えていますし、男の子なので、すぐにそれもかなわなくなります。そして叱るより断然楽です。かわいいです(笑)

 

そういえば、涙多き1年目の教員時代でしたが、指導教諭のベテラン先生に、「私は厳しい先生だから子どもたちも言うことを聞く。あなたの丁寧に語るようなところがいいなとも思っていたのよ。」と最後に言われてすごい救われました。

それでも私は次の年、厳しい先生を目指して奮闘しましたが(笑)

涙も多かったですが、たくさん助けられて(児童にも保護者にも先生にも)、楽しいことも面白いこともわくわくすることもあったなあと思います。

 

今は復帰したら、自分に向いていないことも真似して無理したりするのではなく、私らしく私だからできることをしていきたいな、と思っています。

 

 

 

読んでいただいて、ありがとうございました( ´∀` )はな子